北海道産小麦のミルキーさをますます心地よくする。

朝早くから、店内に入りきらない人が行列をなしている。やっと入った店で対面するのは、黒々とした焼き色のパン。これだ、私が食べたかったパンはこれなのだ。大量の熱が皮を厚く、香ばしくし、パンの奥深くまでしっかりと火を通して、口溶けのいい中身を作り上げていることはまちがいない。
 http://www.sharedmemo.com/fghnfnm/ http://y-watch.net/member/fghnfnm/予感は的中した。大納言入りざぶとんの、噛(か)み締(し)めがいのある皮。硬い皮を何度噛んでもまったく飽きない。じゅわじゅわと甘さ、旨味(うまみ)が、ほろ苦さとともに次から次へわきあがる。気泡がぼこぼこ空いて、それを覆う膜は実にのびやか。みずみずしすぎて歯にくっつきながら、じゅわんと甘い液体に変わる。大納言のやさしい甘さと豆の風味があでやかに広がって、北海道産小麦のミルキーさをますます心地よくする。
https://sns.beamie.jp/?m=pc&a=page_f_home&target_c_member_id=88665 http://ja.mangareborn.jp/users/14658 強い火で焼くことはたっぷりの水分を大量の蒸気に変え、のびのびと生地をふくらませているようだ。くるみコンプレもまさにそう。中身はぷるぷるふるえてじゅわーと溶ける。厚めの皮のぼりぼり感とくるみのぼりぼり感、甘さと甘さ、香ばしさと香ばしさが交錯、むしゃむしゃ食べる手が止まらない。